SD(ソフトウェアデザイナー)として、要件を実現するべく、メータに組み込むソフトウェア開発をしています。
最新の仕様書を過去のものと比較し、特徴や変更点を見つけ、V字工程(分析⇒設計⇒コーディング⇒単体検査⇒結合検査)に沿って、1つの機能につき、結合検査までの工程を全て担当しています。
今まで、4つの機能の開発を担当しましたが、仕様書を確認しただけではまだ機能の特長や動作がイメージしにくく、またC言語の知識が浅いので、先輩や上司に聞いて知識を得ています。
プログラムを作成し終わると、正常に動作するか実際にメータ基盤を用いて動作確認します。
作成したプログラムが実際にメータ基盤で動作したとき、一番達成感を感じます。
プログラムはハードウェアと違い、形で表すことができないため、メータ基盤で動作を確認すると「こんなふうに動くのか」「作成したプログラムはこんなところに影響するのか」と新たな発見があります。
組込み開発はこのように、ハードウェアとソフトウェアの両面を見られることが面白いです。
Software Desiger
資料やプログラムといった、成果物作成においては、5W1Hを意識して、自分以外の人が見ても見やすい、分かりやすい資料になるように心がけています。
成果物はレビュー(評価)の際、SL(ソフトウェアリーダー)と内容を確認します。プロジェクトメンバーはもちろんですが、社内外、お客さま(自動車メーカー)も含めて様々な人がプロジェクトに携わっていますので、他の担当者も理解できるように記載するよう注意しています。
分析工程で疑問点が生じたら自動車メーカーの担当者にQ&Aシートを作成し確認します。疑問点は自分だけで解決せず、知識を得るためにも必ず相談、確認することは必須だと思います。直接相談することで、疑問点の解決とともにアドバイスをいただけることもあります。
大学では主にハードウェアについて学びました。組込み開発はハードウェアに近いソフトウェア開発であること、また当社は自動車計器という生活に欠かせない製品を扱っている点に魅力を感じました。組込み開発を通じて、自動車計器がどのような仕組みで動作しているのか、どのように開発されているのか知りたくて入社しました。
現在は、液晶ディスプレイを用いたメータが主流になりつつあり、新しい技術に触れることができるのも魅力の一つです。
社内は打合せや相談など、会話が絶えない空間です。テレワークが実施されていて社内の人数は減っていますが、オンラインで打合せを行うなど、新しいコミュニケーションの形が進んでいます。
私は現在入社2年目ですが、初めは分からないことだらけでした。でも、それは皆同じですので、少しずつ覚えていけば良いです。私自身も日々勉強中です。ですので、地道にコツコツと進んでいける人に向いていると思います。
温かい仲間と、働きやすい職場、自分らしさと能力を活かせる環境がここにあります。